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病院長ブログ

2024.08.10

執筆論文解説48 直腸肛門の性感染症

 数年前にも執筆した消化管内科、外科系商業雑誌から改訂版の依頼原稿です。

 2017年の法令に基づく年間全国報告件数の性感染症(STD)のトップ3は梅毒、ヒト免疫不全ウィルス(HIV)、アメーバ赤痢でした。臓器別では外陰、腟、子宮、付属器、尿道、前立腺、小腸、大腸、肛門があります。

 私たちの施設で良く遭遇する直腸、肛門のクラミジア、ヘルペス(ヘルペスウィルス)、尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウィルス)、アメーバ赤痢の感染症について述べました。診断は疑うことから始まり患者さんの風貌からは判断できません。尖圭コンジローマは外科的に治療することが多いですが他の疾患は内服治療で治癒します。